魂の汚れは簡単には取れない
あなたは、赤ん坊を見た時に、何の色を思い浮かべる?
きっと、白か、色がついていても薄っすらとした桃色だろう。
なぜ、そう思う?
そう。
汚れていないからだ。
振り返って、あなたはどうだろうか。
あなたは何色に染まっているか。
色が染まるのは構わないが、
汚れがついていないか。
生きているだけで薄汚れていくのだから、
黄ばむのは構わない。
洗えば取れるだろう。
ただ、飛び散った汚れやどっぷりつかった汚れは、
簡単には取れない。
取ったつもりでも、後が残ってしまう。
その汚れは、日々あなたが選択する事柄で、
あなたの魂に付いていく。
汚れを、これはデザインだとか、敢えて付けたとか、
アクセントになっているからとか言う者もいるだろうが、
全て欺瞞だ。
汚れは汚れに過ぎない。
そしてついた汚れが、
簡単に取れるとは考えない方がいい。
油性の汚れが、水だけで落ちるはずはないのだから。
もしあなたが、
真実に近づきたいのなら、汚れるな。
どうでもいいならば、好きなだけ塗れるがいい。